大阪ニュース

オンラインでインターンシップ 追手門学院大

2020年6月1日

 追手門学院大(茨木市)は、オンラインによるインターンシップの検討を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で現場体験スタイルのインターンシップが困難となる中、時間と場所を超越するネット新時代を見据えたスタイルを構築し、今夏からの実施を目指す。

オンラインによるインターンシップのイメージ
プログラム開発を進める伊藤教授=茨木市の追手門学院大

 ホスト役の追手門学院大が企業・団体に呼び掛けて検討会を設置し、オンラインスタイルのプログラムを開発する。5月21日の第1回検討会以降、介護福祉事業者、精密機器メーカー、運輸会社、印刷会社、自動車販売会社、大阪府外郭団体など13企業・団体が呼び掛けに応じている(同28日時点)。

 プログラムの内容は、マーケティング調査やイベント企画をはじめ、社会問題を切り口にしたプレゼンテーションも想定。具体的には、新型コロナ感染防止のため介護施設の入所者と見舞いの家族が分断されている現状を「課題」と捉え、学生が解決策をプレゼンする案を検討している。

 ビジネス界で広がるテレワークやテレビ会議を念頭に、追手門学院大キャリア開発センター長の伊藤文男教授(57)は「学生がこれから出て行く社会は、時間や場所を超越している」と展望し、「次世代」を見据えたインターンシップの構築を進める意向だ。

 インターンシップを推進する大学の担当者らを対象にした「産学協働人材育成コンソーシアム」のアンケート結果によると、47大学のうち21大学が、2020年度インターンシップについて「中止」か「中止の可能性が高い」と回答した。一方で、「オンラインでの体験に変更する(した)」との動きもわずかだが、生じている。


サイト内検索