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日本代表決定 スタートアップ企業の国際イベント

2020年7月11日

 大阪商工会議所などは10日、国内外で新たなビジネスモデルを開発するスタートアップ企業を招いて開く展示商談会「グローバル・イノベーション・フォーラム(GIF)」の日本代表を決める最終審査会を、大阪市中央区の大商で開いた。環境や医療など多分野にわたる5社を選出。今後は、さらなる技術革新やグローバル展開を支援していく方針だ。

日本代表のスタートアップ企業に選出された関係者ら=10日、大阪市中央区の大阪商工会議所

 大商などは、大阪にスタートアップ企業が集まって成長したり、技術革新が起こる環境づくりの一環で、前年度からGIFを開催。本年度は10月に11カ国から25社を招いて大阪市内で開く予定だ。このうち国内の企業を選ぶコンテストを、今回初めて企画した。

 書類選考には、大阪や東京など8都府県から28件の応募があり、有識者や企業関係者らでつくる選考委員会が10社を選出。最終審査会では、出席した9社が4分間で自社の魅力をPRした後、選考委員らと質疑応答を繰り広げた。

 日本代表には、グローバル展開の可能性や顧客の設定が明確な5社を選出。位置特定技術で在庫・物品管理を効率化する「RFルーカス」(東京)▽有機ごみとプラスチックごみを低温で炭化する事業運営「AC Biode(エーシーバイオード)」(京都)▽睡眠時の無呼吸症候群を巡る連続測定機器開発「クオンタムオペレーション」(東京)▽インターネット上の交通安全管理システム運営「ジェネクスト」(神奈川)▽ネコの疾患を早期発見するトイレ開発「トレッタキャッツ」(神奈川)−が出そろった。

 今後は、GIFでの展示や発表などに向けた指導を実施。GIFに来場する国内外企業との技術連携を通じた技術革新の創出や、グローバル展開を支援していく。

 スタートアップ企業に詳しい選考委員座長の忽那憲治神戸大教授は「グローバル展開で大企業へと成長し、日本経済にも多大な貢献をしてほしい」とエールを送っていた。


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