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異例の夏本番 人気の噴水停止、8月も学校…

2020年8月3日

 近畿地方の梅雨が明け、いよいよ夏本番に突入した。大阪の子どもらにとっては、新型コロナウイルスの影響で夏休みがまだ始まらない“異例の夏”。8月最初の日曜日となった2日、行楽地を訪れる家族連れにもマスクなどで感染予防対策、帽子やミニ扇風機などで熱中症対策と、例年以上に対策ずくめの姿が目立った。

感染予防として、停止された中央噴水=2日、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地

 大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地では、密集を避けるため、例年市民が集まる人気スポットでもある「中央噴水」の停止が続いている。5歳の長女と訪れた同市城東区の会社員男性(38)は「夏を感じられる場所の一つなので…」と風物詩の中止を残念がった。

 園内では、売店前でかき氷を頬張ったり、犬の散歩やランニングを楽しんだりするなど日常と変わらない市民の姿も。水鉄砲や昆虫採集をする子どもたちの元気な声も聞こえたが、タオルを片手にマスク着用という異例の夏になっている。

 公園を管理、運営する鶴見緑地パークセンターによると、他にも“3密”を回避する掲示や、園内の巡回バスは定員を減らすなどして感染症対策を徹底している。担当者は「噴水には毎年大勢が涼を取りにくるので“密”な状態になるのは怖い。当面、再開のめどは立っていない」と説明した。

 同市北区の天神橋筋商店街では、買い物客の多くがマスクを着用。店側も消毒液を設置し、換気徹底のアピールやマスク着用をお願いするポスターを掲示するなど、それぞれのコロナ対策が続いている。

 近隣にある大阪天満宮に家族で参拝してきた主婦(37)もマスク姿で、「いつも以上に暑いが、外出時は必ず着けている。後はもう神頼み、しっかりお祈りしてきた」と話していた。


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