大阪ニュース

8だらけの快進撃始まる 劇団Patch×カンテレ

2020年8月26日

 関西を拠点に活動する“ちょうどいい”程度のイケメン演劇集団「劇団Patch( パッチ )」とカンテレが組んで、今年末に大阪をスタートに、来春は東京でオリジナル音楽朗読劇を上演する。

「劇団Patch」のメンバー12人

 プロジェクト第1弾は12月26日から大阪のサンケイホールブリーゼで3公演、来年1月28日から東京の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで6公演が決定している『音楽朗読劇「マインド・リマインド〜I am…〜」』。近未来を舞台にしたラブ・サスペンスだ。

 ある特定の香りから、それにまつわる記憶が呼び起こされる“プルースト現象”というものがあるが、本作では“音にまつわるプルースト現象”をきっかけに、恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで衝撃の事実にたどり着く。美しい音楽と歌声で、より一層幻想的な空間を創り出していく内容。

 脚本は「ハゲタカ」などの人気ドラマを手掛けたヒットメーカー古家和尚。演出は、連続テレビドラマ「グッドライフ」などをプロデュースし、舞台劇でも「はい!丸尾不動産です。」シリーズなどで演出を担当したカンテレの木村淳。

 劇団Patchは、ワタナベエンターテインメント(東京)が2012年4月、3千人を超える応募者からオーディションを経て選んだ1期生で結成。現在は4期生までの同社所属の俳優12人で構成し、関西を拠点に活動。劇団名は、関西弁で“一生懸命”を意味し、“必死のパッチ”に由来。本格的な芝居を演じる俳優のプロ集団で、テレビやラジオなどのレギュラーも持ち、幅広く芸能活動中だ。

 当初は3月にプロジェクトを立ち上げる予定だったが、コロナ禍に見舞われいったん見送り。できる限りの安全性を考慮し、「新しい生活基準でも何とか作品を届けたい」と、舞台内容を朗読劇に変更。感染防止対策を行い、観客数を半分に減らして上演できるよう内容を調整した。

 演出の木村は「エンタメ・コンテンツの地産地消。単に関西弁を話す役者でなく、関西に生きている役者たちと組みたかったのが協働を決めた理由」と語り、メンバーの中山義紘(30)は「縁が深いカンテレさんと劇団Patchの8(パッチ)周年に一緒に作品作りを行えることはとてもうれしい。コロナ禍で、動きたくても動けずに悶々(もんもん)と日々を過ごし、ある種今回、猛獣のような爆発力を持っているわれわれを縛り付けていた鎖を壊し“行っておいで”と暴れるチャンスをいただけたような感覚で心が躍る。8だらけの快進撃が始まる」と力強く意気込みを語った。

 チケットの一般販売は10月予定。


サイト内検索