大阪ニュース

高齢者、外出控えて 「大阪モデル」レベル引き上げ

2020年11月21日

 大阪府は20日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて対策本部会議を開いた。急増する府内の感染者数を受け、高齢者など重症化リスクの高い人には不要不急の外出を控えるよう要請、宴会や飲み会は4人以下、2時間以内とするよう呼び掛けた。期間は21日から12月5日まで。また、重症者用の病床使用率が50%を超えた時点で、飲食店などに休業や時短営業要請を出す方針も発表した。

大人数、長時間の宴会や感染リスクの高い人の不要不急の外出自粛を呼び掛ける吉村知事=20日、府庁

 現在の感染状況について、10月末から11月初旬にかけて週ごとの数も前週比で1・4〜1・5倍に増えている。中でも重症者数は、府の予想を上回る速度で増加している。

 今後、新規感染者が前週比1・2倍増の場合は12月9日、同1・5倍増の場合は12月1日には、重症者用の病床使用率が府の定める非常事態基準の70%を超えると予測。

 重症者の8割が60歳以上の高齢者であることから、重症化リスクの高い高齢者や、呼吸器などに基礎疾患のある人への感染拡大を防ぐ必要があるとしている。

 状況を踏まえ、府は独自基準「大阪モデル」の警戒レベルを「黄色信号第1段階」から「第2段階」に引き上げた。

 吉村洋文知事は、飲食店への時短営業などの要請について、協力金といった支援制度とともに具体的な内容、方法を策定する考えを示した。3連休を前に「旅行を考えている高齢者もいるかもしれないが、不要不急の外出は控えてほしい。宴会、飲み会も少人数、短時間、静かにお願いしたい」と呼び掛けた。


サイト内検索