全国でバーチャルオフィスを手掛けるワンストップビジネスセンター(東京都)は15日、大阪本町店を大阪市西区にオープンする。本町エリアは関西有数のビジネス街で、起業したばかりの個人事業主やベンチャー企業らの注目を集めそうだ。
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起業家やベンチャー企業などの活用をと大阪本町店をアピールする土本代表=9日、大阪市西区 |
バーチャルオフィスは、起業支援の一環として登記するための住所を貸し出すサービス。同社は延べ1万4千社を超える起業家やフリーランサーを会員に持ち、全国32カ所のバーチャルオフィスを軸に幅広い事業支援サービスを展開している。
新設する大阪本町店は、心斎橋、梅田に次ぐ大阪3カ所目の拠点となり、月額使用料は4800円から。約50平方メートルのフロアがあり、会員専用会議室として1時間2千円で貸し出す。
同社によると、バーチャルオフィスの売り上げは、この10年右肩上がりで推移。特に新型コロナウイルス禍による今春の緊急事態宣言の解除以降、申し込みはさらに増えている。
厳しい経営環境にさらされ、多くの企業が経営の見直しを迫られる中、固定費削減のための事務所の縮小、閉鎖に踏み切るなどのケースが増えていることも背景の一つに考えられる。
同社の土本真也代表は「今の時代、起業はとても身近になっている。事務所を構える必要がなければ固定費も抑えることができるので、やりたいことがある人はぜひトライしてほしい」と話していた。
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