新型コロナウイルスワクチン接種に際して、広域調整を目的にした大阪府接種調整ワーキンググループ(WG)の初会合が13日、府庁で開かれた。府の健康医療部担当者のほか、府内の自治体の担当者が出席し、ワクチンを保管する超低温冷蔵庫の配備調整などについて確認した。
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初めて開催された府新型コロナワクチン接種調整ワーキンググループの会合=13日、府庁 |
高齢者などへのワクチン接種事業を各市町村が実施する際、複数にまたがる調整事項が生じた場合に備えて昨年12月に設置した。医療従事者への接種実施体制の確保などについても、必要に応じて検討する。
初会合には、大阪市をはじめ4市1町の担当者が出席。協議では開発中の各社のワクチンの特性から、取り扱いの難しさなどを懸念する意見のほか、接種場所の確保や財源が課題とする声もあった。
府健康医療部の藤井睦子部長は「府内には約230万人の高齢者がいる。接種はこれまでになく大規模になる。率直に意見交換し、スムーズで効率的な接種事業を進めていきたい」と話した。
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