大阪市は19日、本年度内に開催するとして1月からの延期を表明していた成人式を、再び延期するとホームページ上で発表した。新型コロナウイルスの感染症が収束しておらず、政府の緊急事態宣言も解除されていないことから、式典を実施できないと判断した。
市によると、1月29日の幹部会議で再延期を決定。式典は各区内の住民らでつくる実行委形式で実施していることから、方針を各区役所へ通達していた。
全24区のうち、今月17〜18日には東成区や鶴見区など半数以上の区役所が、ウェブ上に「感染状況を踏まえて時期を検討」「内容は未定」などと掲載していた。
4月以降は、区民ホールなど公共施設がワクチンの接種会場となることから、準備段階も含めて会場選定も困難になる。市の関係者は「3月末にはセッティングしないといけない。会場確保は事実上難しい」と漏らす。
同市の新成人対象者は約2万5千人。松井市長は18日、市役所で記者団に「再延期」へは言及せず、「急きょ延期になったので、新成人には忘れられない成人式にしたい。計画中だ」と答えていた。
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