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2月22日は「ニンニンニン」 「忍者の日」宣言

2021年2月23日

 海外でも人気が高く、“クールジャパン”の象徴と位置づける「忍者」をモチーフに観光振興を強化しようと、大阪観光局と日本忍者協議会は語呂で「忍(ニン)」が三つ重なる22日、大阪市中央区の商業施設、エディオンなんば本店で「忍者の日宣言in大阪」をアピールした。新型コロナウイルス禍で「耐え忍ぶ」というメッセージを共有するとともに、2025年大阪・関西万博を見据えたインバウンド(訪日外国人客)観光戦略の一つとしても注目を集める狙いがある。

「忍者の日」を宣言する溝畑理事長(右から2人目)ら=22日、大阪市中央区のエディオンなんば本店

 協議会は、鈴木英敬三重県知事をトップに「忍者ブランド」を世界に発信しようと、2015年に官民で設立した組織。

 これまで忍者に関連する技術の継承やライセンスビジネスを手掛けたり、研究対象として学会を興す活動を続けており、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんや歌手のピコ太郎さんらも広報を担う。

 催しは「忍者屋敷」や手裏剣の体験コーナーがある店内の一角、「ニンジャインフォメーションセンター」であり、大阪観光局の溝畑宏理事長が新型コロナ禍で「耐え忍ぶ心を養う『忍』の精神を発信し、寛容な心で共生できる社会を目指す」とする宣言文を読み上げた。

 協議会副会長でもある溝畑理事長は「自制心や周りとの協調・共生など、忍者にはコロナ収束に必要なスピリットがこもっている。忍者の精神で、世界にもう一度元気を取り戻したい」とあいさつ。

 協議会顧問で、伊賀流忍者博物館の川上仁一名誉館長は実演も交え、「忍者には過酷な状況でも任務を達成するための知恵が、たくさん残されている。大阪を窓口に各地に散らばるゆかりの地を訪れてもらい、忍者の文化を世界中に広めたい」と期待を寄せた。


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