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スケジュール遅れを報告 IR推進会議 部分開業も議論

2021年3月2日

 大阪府・市が誘致を目指すカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の在り方を議論する「IR推進会議」(座長・溝畑宏大阪観光局理事長)が1日、市役所であった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、スケジュールに遅れが生じていることなどが報告され、委員からは2025年大阪・万博以降、IR開業までの「タイムラグをどうするか」などの意見が寄せられた。

 府・市は当初、夢洲(ゆめしま)(此花区)で25年4〜10月に開かれる大阪・関西万博前の開業を目標にしてきたが、新型コロナの感染拡大の余波で断念。

 2月に公表した実施方針の修正案では、具体的な開業時期は示さず、宿泊や展示施設などを部分開業させる「段階的整備」を可能とした。開業は20年代後半を想定している。

 会合では、多くの委員が段階的整備を現実的だとして理解を示す一方、財界出身の委員からは「部分開業することにより、大阪経済にどういう影響があるのかを示してほしい」「開業までには、世界的に注目されるコンテンツを持っておくべきだ」などの要望も相次いだ。

 溝畑座長は「世界最高水準、高付加価値型の観光都市をつくっていくというビジョンはぶれずに、機動的、弾力的に進んでいく」と強調した。


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