大阪ニュース

「大阪の成長加速」 一元化条例案効果で知事

2021年3月3日

 大阪府議会は2日、代表質問戦が始まり、大阪維新の会府議団の森和臣幹事長が、府と大阪市の広域行政を一元化する条例案の効果について質問した。市の広域的な事業を、府に事務委託する同条例案について、吉村洋文知事は「府市の一体性を確保し、大阪の成長を一層加速させる。府民や市民に経済成長による豊かな生活の実現を享受してもらえる」と主張した。

 同条例案は、昨年11月の住民投票で再否決された「大阪都構想」の代替案として掲げられている。

 森幹事長が「住民投票の結果を踏まえていないとの批判もある」と質問すると、吉村知事は「大阪の成長や発展に向けて、必要な改革を実行するもので、むしろ住民投票の結果を尊重するもの」との認識を示した。

 森幹事長は事務委託を巡って「市町村優先や地方分権に反するとの見方がある」として見解を尋ね、吉村知事は「広域行政は広域自治体が行うのが筋。大阪は二重行政があり、全体の方向性を決められなかった。一体化して全体の成長を図ることがあるべき姿。地方分権に資するものだ」と述べた。


サイト内検索