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鳥取で一貫生産体制 ファミリーイナダ

2021年3月7日

 マッサージチェア製造販売のファミリーイナダ(大阪市淀川区、稲田二千武会長兼社長)が、年内をめどに中国の工場を閉鎖し、大山工場(鳥取県大山町高田)での一貫生産に移行することが6日までに、分かった。今後、大山工場では生産工程の自動化を進める方針で、2〜3年間で約50人の新規雇用を計画している。

一貫生産体制の拠点となるファミリーイナダ大山工場=鳥取県大山町高田

 同社は、これまで大山工場と中国の工場でマッサージチェアを生産していたが、中国での人件費の高騰などさまざまなリスクを考慮し、約3年前に中国からの撤退を始めていた。

 一方、昨秋発売した新製品から大山工場のみでの生産に切り替えた。中国での生産は年内に終える見通しで、同工場での一貫生産体制が整う。現在、大山工場では1カ月当たり約2千台の製品を生産しているが、今後は重要な工程を中心に自動化を進め、生産能力が約5倍に向上する。自動化に伴い、オペレーターの増員を計画している。

 また、4月からコイン式のマッサージチェアを無料で貸し出すサービスを始める予定で、新たなビジネスモデルの確立を目指す。

 稲田会長兼社長は「他社にはない製品を販売し、世界に通じる、世界に発信するメーカーであり続けたい」と話した。


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