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コロナ慣れ「ダメ」 グランフロントに巨大アマビエ

2021年4月9日

 岸和田市出身の世界的なファッションデザイナー、コシノジュンコさんがデザインした“アマビエ”バルーンが8日、大阪市北区のグランフロント大阪北館にお目見えした。新型コロナウイルスの収束を願い、昨年12月に開催予定だったイベントで公開するはずだったが、感染拡大でイベント自体が中止に。幻で終わらせたくないと今回、同会場などの協力を得て一般公開が実現した。22日まで展示される。

お目見えしたコシノジュンコさんがデザインした"アマビエ"バルーン=8日、大阪市北区のグランフロント大阪北館

 バルーンは高さ5メートルあり、疫病退散の妖怪アマビエはモノトーン調の幾何学模様を配し、くびれを付けたファッショナブルな仕上がり。都会的な雰囲気の中にも波や三つどもえのマークなど、和の要素がアクセントになっている。

 イベントを企画した「アーティル」(大阪市北区)によると、昨冬から中止を惜しむ声は多く、関係者らが発表の場を模索してきた。新型コロナウイルスはいまだに猛威を振るっており、コシノさんも改めて収束を願っているという。

 同社の三輪昌徳代表は「目で見て、さっと伝わるのが視覚芸術の力。コロナに対して慣れてしまった気持ちを、引き締めるきっかけにしてほしい」と話していた。


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