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自宅療養者の診療拡充 府、オンライン対応機関を増

2021年4月29日

 大阪府の吉村洋文知事は28日の定例会見で、新型コロナウイルス感染拡大による自宅療養者の増加を受け、自宅療養者に実施しているオンラインでの診療や薬を処方する現在の診療体制について、府医師会などの協力を得て対応する医療機関を、約280機関から約450機関に拡充したと発表した。

府民に不要不急の外出自粛を呼び掛ける吉村知事=28日、府庁

 自宅療養者や宿泊療養者に対するステロイド薬の使用に関する基準も府医師会などに同日、周知した。患者の重症化防止につなげたい考え。

 オンライン診療の体制に関しては、自宅療養者は原則、かかりつけ医に相談することになっているが、かかりつけ医がいない場合は、対応する医療機関や薬局を掲載したリストを保健所が新たに配布。自宅療養者が、その中から選ぶことができる。

 ステロイド薬については、厚生労働省の新型コロナ診療に関する手引きで、予後改善のために投与が推奨されている点や府の専門家の監修を踏まえ、自宅療養者や宿泊療養者に使用する際の基準をつくり、府医師会などに周知した。

 吉村知事はオンラインで診療する医師や、宿泊療養施設の患者を診る医師について、「基準がないと投薬が難しい。一定の症状になった人についての基準をつくった」と説明した。


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