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公演できる喜びかみしめ 宝塚宙組、新コンビ披露

2021年6月10日

 宝塚歌劇団宙組は26日〜8月2日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場でミュージカル「シャーロック・ホームズ−The Game Is Afoot!〜サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠(よ)る〜」とタカラヅカ・スペクタキュラー「Delicieux!(デリシュー)−甘美なる巴里(ぱり)−」を上演する。真風涼帆が新娘役トップ潤花を迎えての新コンビお披露目となる。

「『明日の自分に恥じない今を生きる』というテーマで生きてきたが、毎日を楽しむことも大切だなと。誰かに元気を与えるためには自分が元気でいないといけないと改めて感じている」という真風涼帆=兵庫県宝塚市の宝塚大劇場
「真風さんがつくられる空気感にご一緒させていただきながら、宙組の皆さんと一作品一作品つくっていきたい」という潤花=兵庫県宝塚市の宝塚大劇場

 「シャーロック・ホームズ」(作・演出/生田大和)は、英国小説家コナン・ドイルの作品「シャーロック・ホームズ」シリーズを基にした冒険活劇。人並み外れた洞察力と観察力、変装術を駆使する名探偵に真風、宿敵ジェームズ・モリアーティ教授に芹香斗亜、そしてシャーロックの心を動かす女アイリーン・アドラーに潤が扮(ふん)する。

 「世界中で愛されている作品で、シャーロックは桁違いの才能を持っていらして、人間性も二面性があったりして、愛するべきキャラクター。生田先生の台本と照らし合わせながら稽古している」と真風。

 飛び抜けた人物で「共感するのは難しい」と苦笑するも「洞察力や観察力は、自分自身も演技をしていく上で大切にしている部分。勉強になるものは多いかなと感じている」という。

 シャーロックを翻弄(ほんろう)した美女アイリーン役に潤は「宝塚の娘役としてはなかなかない役。私の人生とかけ離れているので、毎日稽古場でアイリーンとして生きること、自分にならないことを目標にしている」。

 「デリシュー!」(作・演出/野口幸作)は、スイーツをテーマに古き良き時代のパリを舞台にしたレビュー。真風は「スイーツと、ベースにシャンソンを使った王道のレビューのバランスが絶妙で、ありそうでなかったコラボレーション。プロローグからとっても豪華で、レビュー版チョンパみたいな感じ」と説明する。

 前作「アナスタシア」の時は新型コロナ禍で出演人数が調整されたが、今回は全員出演し、さらに初舞台となる第107期生も加わる。「全員で一つの作品を作ることができて本当にありがたい。公演できる喜びをかみしめている」と真風。

 トップ娘役として初めての大劇場となる潤は「緊張する暇もなく、怒涛(どとう)の日々で一日があっという間。真風さんが『ありのままでぶつかってきてほしい』とおっしゃってくださったので、一番ニュートラルなナチュラルな自分でいられる。一日一日、真風さんと新しいものを見つけながら一緒に走らせていただきたい」。


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