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制圧や捜索能力向上図る 海保など合同テロ対策訓練

2021年6月11日

 大阪市港区の大阪港天保山岸壁で9日、大阪海上保安監部や大阪市など約10機関による合同テロ対策訓練が行われた。湾岸で想定される不測の事態に備えようと約150人が参加し、相互の連携強化と対応能力の向上に努めた。

不審船上のテロリスト役を制圧する海上保安官=10日、大阪港

 警察や消防、税関、港湾関係機関などでつくる大阪港保安委員会が主催。訓練は国際テロリストが外国貨客船に対して、テロを画策しているとの想定で実施した。

 海上での制圧訓練では、逃走、発砲する不審船を数隻の巡視艇が追跡し、警告射撃を行いテロリスト役を制圧。岸壁や貨客船に見立てた巡視艇上では、警備犬によるテロリスト捜索訓練や、時限式発火装置を想定した消火訓練もあり、消防車と消防艇が一斉放水を行った

 閉会式で登壇した大阪水上警察署の奥園彰彦署長は、東京五輪・パラ五輪や大阪・関西万博などが控えている点を踏まえ「大阪港の港湾施設を標的としたテロの脅威に備える態勢を、強化しなければならない。この連携を十分に生かし、今後も緊密な関係を保持してもらいたい」と講評した。


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