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高齢者接種 体制整う 7月完了へ工程確認

2021年6月12日

 大阪市は11日、市役所でワクチン接種推進本部会議を開き、7月末までに希望する高齢者の接種完了を目指すスケジュールや接種能力拡充の取り組み、ワクチンロス対策などを確認した。松井一郎市長は「希望される高齢者が、7月末までに接種できる体制は準備できた」とするとともに、空き枠がある市大規模接種センター「インテックス大阪」(住之江区)の利用を呼び掛けた。計画の実現には、予約が困難な高齢者への配慮も必要になる。

高齢者へのワクチン接種のスケジュールを確認する新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議のメンバー=11日、大阪市役所

 市によると65歳以上の高齢者は約71万3千人で、うち施設入所者は5万4千人。施設入所者を除いた一般高齢者への接種は、8割が接種した場合で105万5千回となる。

 接種能力の拡充には、インテックス大阪などの大規模接種会場の設置に加え、接種スピードの迅速化や医師の出務時間の延長依頼、城見ホール(中央区)や東淀川スポーツセンター(東淀川区)など新規接種会場の開設に取り組んでいる。

 計画では、8月1日までに大規模接種会場や区民ホールなどで行う集団接種で約55万8千回、診療所などで対応する個別接種で57万8千回を見込んでおり、計113万6千回の接種が可能とみている。

 「インテックス大阪」での空きが続く場合は、接種能力の有効活用のために市職員を対象とするが、21日の週には接種券が届いた基礎疾患のある人や高齢者施設の従事者、58歳から64歳の人なども接種が可能になる。


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