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ワクチン接種 広がる選択肢 会場、対象年齢拡大

2021年6月21日

 新型コロナウイルスワクチン接種を加速するため、府民の選択肢が広がってきた。予約できる会場が拡大するとともに、当初65歳以上に限定していた大規模接種会場の対象年齢は、予約状況の低迷から64歳以下にも広げる動きが出てきている。接種券がまだ届いてない世代もあるが、府民はどの会場へ申し込めばいいのか。

バスターミナルで接種会場への直行便を待つ乗客ら=19日、大阪市北区のJR大阪駅前

 「予約枠を無駄にしたくない。できるだけ早く、年齢制限を払って希望する人に届けたい」。大阪府の吉村洋文知事は17日の定例会見で、府の大規模接種会場を開設するのを前に、対象年齢を広げる考えを示した。7月末までに65歳以上の高齢者への接種を完了する方針だが、予約率が低迷していたためだ。

■大規模接種

 府は19日、大阪市中央区のマイドームおおさかに府民向けの大規模接種会場を開設。大阪市では、市民が自宅近くで接種できるよう、かかりつけ医療機関での個別接種を進め、各行政区の区民センターなどで実施する集団接種の予約枠を追加するほか、住之江区のインテックス大阪で大規模接種会場を運営。国も府立国際会議場に自衛隊大規模接種センターを開設したものの、数千人単位で接種する大規模接種会場は予約率の低迷が続いていた。

 そこで、国は17日から、市は19日から接種対象を64歳以下に拡大。予約率が1桁で低迷していた府も開設初日の19日から対象を64歳以下に広げた。いずれも接種券が手元にあれば申し込むことができる。

 さらに市は26日、85歳以上の2回目接種が14日から集団接種会場で始まったことに対応し、新たに大阪城ホール内の城見ホールを接種会場として開設。65歳以上を対象に土日限定で開放する方針だ。

■接種券

 接種券を巡っては、21日から企業や大学での職域接種が本格的に始まることもあり、市は16日に58〜64歳の市民へ発送。21〜57歳へも21日から、年齢層に応じて4区分で段階的に送付し、今月中にすべての発送を終える方針だ。12〜20歳に対しては、決定次第、市ホームページなどで公開することにしている。市民は、居住する自治体の接種券がいつ手元に届くのか確認しておく必要がある。


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