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緊急事態宣言 病床使用50%で要請 吉村知事

2021年7月29日

 大阪府の吉村洋文知事は28日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染急拡大を踏まえ、軽症・中等症病床または重症病床のどちらかの使用率が50%に達した場合は、4回目となる緊急事態宣言の発令を、政府に要請する考えを明らかにした。

 1週間ごとの新規感染者数は、直近21〜27日の合計が3200人に上り、前週の約1・52倍に増加。吉村知事は「人出も非常に多く、デルタ株(インドで発見された変異株)の置き換えも進んでいる。感染が急拡大している」と分析した。

 28日現在の軽症・中等症病床の使用率は29・9%、重症病床は11・4%。現時点で逼迫(ひっぱく)はしていないが、吉村知事は「軽症・中等症病床から、逼迫する可能性が非常に高い」と警戒している。

 50%に達する時期の見通しに関して「新規陽性者数によるとしか言いようがないが、これまでの波で考えると8月上旬くらいに50%を越えてくるのではないか」との見解を示した。

 感染対策を取ることで感染のスピードを緩やかにできれば、持ちこたえられる可能性もあるとし、府民に協力を呼び掛けた。


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