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鳥取の二十世紀梨登場 豪雨に耐え上々の出来

2021年8月24日

 本格的な梨のシーズンを迎え、鳥取県特産「二十世紀梨」の初競りが23日、大阪市福島区の市中央卸売市場本場であった。場内は早朝から活気に満ちあふれ、甘くみずみずしい食感で知られる“秋の味覚”が仲買人らによって瞬く間に競り落とされていった。

次々と競り落とされていく二十世紀梨=23日、大阪市福島区の市中央卸売市場本場

 JA全農とっとりによると、今シーズンは霜やあられ、ゲリラ豪雨、台風など厳しい気象条件に見舞われたものの、出荷前の査定では平均重量が前年実績(387・4グラム)より大玉の396・6グラム、平均糖度は平年並みの10・9度となり、ともに上々の出来栄えに仕上がった。

 初競り前の式典では、JA全農とっとり運営委員会の栗原隆政会長が産地から「自然災害にも耐えた、品質の高い梨を市場へお届けしたい」とあいさつ。同県の平井伸治知事も「今はコロナで鬱屈した、何かと不自由な状況。コロナを吹き飛ばすのが二十世紀梨。『自由』『咳(せき)なし』。二十世紀梨です」とユーモラスなビデオメッセージを寄せた。

 この日、最高値はご祝儀相場もあって、1箱(10キロ)8万8800円と好スタートを切った。同JAでは、京阪神を中心に前年比2%増となる2498トンの出荷を計画。販売額は12億7千万円を見込んでいる。


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