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人間の尊厳 何より大切 教育や経済格差議論

2021年10月8日

 「物質文明から、人間の尊厳を中核にした心の時代へ。そのムーブメントを、まず大阪から世界に向けて発信していこう」−と“尊厳社会”実現の核心に迫るカンファレンス「シン(心)時代への挑戦/THE BiG SHiFT2021」(Dignity2.0国際カンファレンス実行委主催)が9〜11の3日間、大阪市北区のグランフロント大阪北館タワーC8階で開かれる。

「尊厳社会の実現に向けて意義あるカンファレンスにしたい」と張り切る所さん、塩見さん、井上さん(左から)=大阪市北区の大阪日日新聞

 同実行委は令和哲学者ノ・ジェス氏の提唱するビジョンに共感する人たちが中心となって活動。当日はオンラインでも同時開催され、ノ・ジェス氏らによるトークセッションなどが予定されている。

 大阪での開催を皮切りに、今後は世界の主要都市にカンファレンス運営組織を設置し、グローバルな組織として活動の場を広げる計画を進めている。

 大きな目的を持つ大阪開催に向けて汗を流している実行委代表メンバーの井上篤さん(45)、塩見典子さん(42)、所春妙さん(38)が同区の大阪日日新聞を訪れ、それぞれ意気込みを語った。

 3人はカンファレンスの概要について「人の尊厳を大切にした考えを根底に、議論を重ねながら六つのシン(心、新)ジャンルの提案を行います。教育、経済、政治、文化芸術、健康、ライフスタイルで、ジャンルごとに人類共通の問題を根本から解決していく方策を探り、具体化に向けた取り組みを提示していきます」と解説。また、世界各国が抱える諸問題の解決策を導く指針となるものとして、ノ・ジェス氏が提唱している「世界基軸教育」を掲げる。

 所さんは「あらゆる分野の英知を結集した世界基軸教育は、未来に向けた心の時代をけん引するのに最適。少子高齢化、富の蓄積による経済格差、なくならない世界各地の紛争なども、世界基軸教育の観点から解決策を導き出すことができます」と語る。

 井上さんは実行委の活動について「視野が広くなった感じです。自分中心の視点から国際的な視点で環境問題などにも興味を持つようになりました」。

 塩見さんは「姉の成長した“変化”に触発され、国際カンファレンスの会に出るようになりました。学んだことを多くの人や国際社会に生かせるような活動をしていきたい」と目を輝かせた。


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