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夢実現へ向け成長を 咲くやこの花中学校・高等学校

2021年10月13日

 大阪初の公立の併設型中高一貫校として、2008年4月に開校し、今年14年目を迎えた大阪市立咲くやこの花中学校・高等学校(此花区)。来春からは大阪府に移管され、通学区域も府内全域となる。角芳美校長に公立の中高一貫校としての魅力を聞いた。

生徒から募集したイラストとキャッチコピーのポスターを背に「夢の実現に向かって挑戦してほしい」と話す角校長
中高合同授業の風景

 −創立から14年目を迎えましたが。

 2018年に校長として赴任しました。以来、実感することは目的意識の高い生徒が入学していることです。また、入試がないため中高6年間のカリキュラムを効率よく学べ、才能を伸ばせるというメリットがあり、進路実績にも反映しています。来春から府立となるため、広いエリアから才能を持った生徒が集まるのを楽しみしています。ただ、遠距離通学になる生徒もいると思いますので、これまで以上に生徒・保護者との意思疎通、コミュニケーションを図りたいと思います。

 −中学校のコースと教育内容は。

 早くから興味・関心の現れやすい「ものづくり(理工)」「スポーツ」「言語」「芸術(美術・デザイン)」の四つの分野(各20人)です。中学校から高校へは無選抜で総合学科に進学し、系列学習において専門性をさらに深化させます。授業では週に2回、7時限目まで授業を実施し、全分野に共通する国語・数学・英語など基礎学力を充実させています。その上で、朝読書や木曜日の5、6時限目に四つの分野ごとに中高校教員による分野別授業を行い、専門性を深めています。

 中学2年の夏休み明けには2泊3日の勉強合宿(宿泊集中講座)を行います。この中で学びに向かう姿勢を育成するとともに仲間意識も高まります。中学3年の研修(修学)旅行は四つの分野ごとに学校では学べない体験学習も実施しています。

 −コロナ禍でのオンライン学習は。

 昨年度からICT(情報通信技術)教育の環境整備が進んでいます。1人1台のパソコンも配備され、現在はそれぞれの教室からオンラインで中高生徒がディベートを行う合同授業なども実施しています。

 −クラブ活動も盛んでいい結果が出ていますが。

 施設・設備などの充実した教育環境が生徒の学びを支えています。本校では生徒は各分野に設けた部活動に全員入部します。顧問の熱心な指導をはじめ生徒も自分が選んだ好きな分野で才能を開花させようと努力し、学習効果を高めています。

 −来春の中学受験生に。

 まずは、それぞれの分野の学習が大好きで、その才能を中高6年間で伸ばしたいと考えている人に受験してほしいと考えています。そして入学後は、何事にも積極的にチャレンジする姿勢と、互いを尊重し、認め合って切磋琢磨(せっさたくま)することを大切にしながら、夢の実現に向かって成長してほしいと考えています。


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