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幸せへの哀訴 成世昌平 新曲「三十石船哀歌」

2021年10月21日

 “民謡の大家”としても知られる“歌謡と民謡の二刀流”歌手、成世昌平が「淀川三十石船」をモチーフに一人の女の人生、その哀愁を悲しく優しく歌う「三十石船哀歌」(作詞・もず唱平/作曲・堀慈/編曲・伊戸のりお、日本クラウン)をリリースした。成世のもつ民謡テイストを生かした新曲だ。

新曲「三十石船哀歌」のジャケット

 「三十石船」は江戸時代に京都・伏見から大阪・八軒屋を結んでいた乗合船。新曲は成世自身が堀慈のペンネームで作曲し、「紅い灯点る 堀江の新地/掘割上れば あの人の/船唄聴こえる八軒家/夜毎に夢みる徒枕/今日も濡らして来し方想う−(略)」と、いなせで優しい船頭に思いを寄せる少女の悲しい物語を、成世のハイトーンボイスで切々と歌っている。

 作詞を担当したもずは「この歌詞は恵まれぬ底辺庶民の応援歌。幸せへの哀訴です」と詩への思いを語っている。カップリング曲は、げた占いの転がる音をモチーフにした「トンカラリン」を収録。

 成世は1979年日本民謡甲会を設立、会主。2002年「はぐれコキリコ」で第35回、36回日本有線大賞有線音楽優秀賞、藤田まさと賞受賞。同曲は03年に50万枚突破。


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