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飛躍誓う 大阪陸協育成事業 指定選手らが意欲

2021年11月23日

 東京五輪の代表輩出を目的とした大阪陸上競技協会の育成強化事業「OSAKA夢プログラム」の指定選手らが、大阪市北区の大阪市中央公会堂に集まり、支援者らに活動報告を行った。東大阪市出身で男子100メートルの多田修平選手=住友電工=や、女子400、800メートルの川田朱夏選手=東大阪大=が感謝の気持ちを伝え、2024年パリ五輪に向け「出場を目指す」と飛躍を誓った。

大阪に集結した佐藤友佳選手、川田選手(前列左から)、丸山優真選手、多田選手、小池選手(後列左から)

 同事業は、関西財界や個人から協賛を募り、年間約5千万円の予算で15年からスタート。国内外での強化合宿や海外遠征を支援しながら指定選手を最終7人まで絞り込み、東京五輪には多田選手と小池祐貴選手=住友電工=が出場を果たした。

 夢プロ発足時から指定を受けてきた多田選手は「夢プロのサポートがなければ大学時から海外遠征もできなかったし、海外での経験があったから17年の世界陸上に自信を持って挑むことができた」と振り返った。

 五輪内定を得た今年6月の日本選手権(ヤンマースタジアム長居)での地元大阪の大声援に「力になった」と感謝し、「日本選手権だけじゃ恩返しは足りない。パリ五輪で個人ファイナルを目指し恩返しできるようにしたい」と誓った。

 川田選手は、夢プロについて合宿や遠征のほか、小学校で行った児童対象の陸上教室なども振り返り、「人として成長できた」と笑顔。今シーズンはケガに苦しみ目標の五輪出場はかなわなかったが、「日本記録を更新し、パリ五輪に出場したい」と意気込んだ。

 活動報告では大阪陸上競技協会の松本正義会長が「パリ五輪まで良い選手を育てる、良い才能を埋もれさせてはいけない」と事業の継続に意欲を示した。夢プロゼネラルマネジャーを務める島津勝己常務理事は「協賛をお願いし、できれば来年の日本選手権でメンバーを選考し、28年のロンドンも見据え選手のサポートを続けたい」と話していた。


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