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最優秀劇団にメガネニカナウ 関西演劇祭閉幕

2021年11月29日

 小劇場を拠点とする全国各地の10劇団が覇を競った「関西演劇祭2021」(同実行委主催、大阪日日新聞など後援)が28日、大阪市中央区の大阪城内クールジャパンパーク大阪SSホールで閉幕した。最優秀劇団に贈られるMVOは、宇宙船を舞台にしたサスペンス「ほぼ永遠の稽古場」を上演したプロデュース団体「メガネニカナウ」が受賞した。

「関西演劇祭」でMVOを獲得した「メガネニカナウ」のメンバー(前列)。後列は吉岡里帆実行委員長(中央)をはじめ審査員ら=28日、大阪市中央区のクールジャパンパーク大阪

 同実行委では新型コロナウイルス禍を配慮し、各劇団公演を前回に続き3回に制限。有観客に加え、ネット生配信も実施した。来秋の第4回開催も発表した。

 同団体からはベスト脚本賞に演劇ユニット「カヨコの大発明」の二朗松田さん、男優に贈られるベストアクター賞に「STAR☆JACKS」の寺井竜哉さんが選ばれ、トリプル受賞。団体主宰の上杉逸平さんは「関西の小劇場に元気がないと言われ、内側から壊すつもりでやってきた」と喜んだ。

 実行委員長の女優、吉岡里帆さんは「さまざまな壁を超え舞台に立っている姿を見て、自身の揺れ動く気持ちを感じた」と笑顔。審査員の映画監督、行定勲さんは「コロナ禍で大変な中、たくましい芝居を見せてくれた」。フェスティバル・ディレクターの俳優兼映画監督、板尾創路さんは「ぶつかり合ってこそ活性化する」と総括した。


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