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舞台から見える景色にドキドキ 初舞台踏む阿部純子

2021年11月29日

 「今回の舞台を頑張って、また次に見えてくるものがあるんじゃないかなと思っている。一つ一つ新しい出会いを大切にしたい」。12月に大阪松竹座で初舞台を踏む、大阪出身の阿部純子。「舞台から見える景色がどんな感じなのか、ドキドキです」

「広い視野を持って自分の可能性を縮めず、いろいろな役ができる女優でありたい」と話す阿部純子=大阪市内のホテル

 2010年に映画「リアル鬼ごっこ2」でヒロインとして女優デビュー。14年に映画「2つ目の窓」で主演を務め、第4回サハリン国際映画祭主演女優賞、第29回高崎映画祭最優秀新人賞を受賞した。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「おちょやん」などにも出演。

 初舞台となる作品は関西テレビ制作の1話完結オムニバスドラマの舞台化第2弾「大阪環状線 大正駅編〜愛のエイサー プロポーズ大作戦〜」。“リトル沖縄”と呼ばれた「大正」で、廃部寸前の吹奏楽部を救うために音楽教師の新垣亮太(関西ジャニーズJr.今江大地)が幼なじみの北畠美咲(阿部)らと奮闘する心温まる物語だ。

 テレビドラマは16年に始まり、現在までにパート4(各10話)を放送。阿部はパート2の桜ノ宮駅編に出演した経験があり、「環状線は駅によって全然雰囲気が違うし、普段降りない駅のことも知れて面白いドラマだと思った」と振り返る。

 ミュージカルや歌舞伎などの鑑賞が好きで、舞台出演にも興味を持っていたが「なかなか機会がなかった。でもまさか本当にお話がくるとは思わなくて」といざ出演が決まるとうれしさと不安が交錯した様子。

 今作はミュージカル仕立てで沖縄の伝統芸能エイサーと吹奏楽部のコラボレーションもある。「歌やダンスは初めて。1曲ソロもあり、すごく憧れていたミュージカルみたいなことを自分がやるなんて。皆さんの足を引っ張らないようにトレーニングして頑張らないと」

 演じる美咲は「エネルギッシュで積極的で、幼なじみの背中を押していくような存在」ととらえ、大阪から東京に出た女優という役柄など共通点もある。「一つ一つ悩みながら考えながら物事に取り組むところ、意志の強さも似ているかな」と笑った。

 公演は12月11〜25日。


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