大阪ニュース

吉幾三、芸能生活50周年 6月に公演新歌舞伎座

2022年5月15日

 歌手の吉幾三(69)が、大阪・上本町の新歌舞伎座で3年ぶりとなる特別公演を芸能生活50周年記念として6月4〜12日に計11公演行うことになり、このほど記者会見して意気込みを語った。

芸能生活50周年で区切りの特別公演を開催する吉幾三

 第1部は、お得意の泣き笑いの要素をたっぷり詰め込んだ人情劇「親はがっかり! 子はしっかり!」、第2部はオンステージで3月発売新譜「頼り頼られ…」(徳間ジャパン)から取って「頼り…頼られ…ありがとう」。

 芝居は2人の娘を持つ父子家庭が舞台。吉は「3日に1回ぐらいは吉本新喜劇みたいに場所を替えてのアドリブがあるから絶対笑える。仏壇の妻に語りかける場面は逆に皆泣くんだよ」とPR。

 「ヤンマー」のCMソングでデビューして50年、作詞作曲も手がけ演歌では珍しいシンガー・ソングライターとして不動の地位を築いた。オンステージで歌う記念シングルの歌詞を引用し「人は1人じゃ生きていけないんだな、と思います」としみじみ。「50年を振り返ると、まさに頼り、頼られ。家ではカミさんに頼りっぱなし!」とシャレで笑わせた。

 今春から1年掛かりで50周年記念のテーマ別オリジナルアルバム5枚を制作し年数と同じ50曲を収める計画。既に5月発売の第2弾まで完成しているが「今回はアルバムからは一切歌わない。皆さんに買ってもらわないといけないから」と軽口。

 公演の曲目を聞かれ、一昨年3月に新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎で急逝したお笑いタレント、志村けん(享年70歳)のために書いた「二人のブルース」の名を挙げ「これは歌おうかな、と思う」と涙声に。亡くなる1カ月後にテレビ共演が決まっていたことや、志村との熱い交遊録を語るうち声を詰まらせ「急にいなくなっちゃったから、まだ死んだ気がしない。何やったってすごい人だった」と目頭をぬぐった。最後は「でも歌だけは私が勝ってましたけどね」とオチを付け再び笑いで締めた。

 顔をほころばせたのは、弟子の真田ナオキ(32)の話題。初のNHK紅白歌合戦を狙える位置まで成長した今年の活躍に「早く自分のバンド持って、歌っていけるようになればいいなぁ」と親心をのぞかせ、紅白出場については「地道に頑張って演歌を盛り上げてるコが、出場できるような構成にしてほしい」とNHK側に注文。「そういえばアイツ“飛び入りで大阪に行きます!”ってたな。妙に義理堅いんだよ。泊まる所もいるんだから別に来なくいいのに…」と憎まれ口をたたきながらも顔はニコニコ。


サイト内検索