大阪など近畿2府4県の防衛警備に当たる陸上自衛隊第3師団(師団長・荒井正芳陸将)は、師団司令部が所在する兵庫県伊丹市の千僧駐屯地で同師団創立61周年、同駐屯地創設71周年の記念行事を行った。新型コロナウイルス禍を受けて3年ぶりに一般開放され、市民ら約1万8千人が訪れた。
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行進する第3戦車大隊の74式戦車(右) |
15日に実施。観閲式には管内部隊から約800人が参加し、車両・航空機の観閲行進、飛行を繰り広げたほか、各種訓練の一端を披露した。本年度末の同師団改編に伴い、記念行事での行進が今回で最後となった第3戦車大隊(滋賀県高島市)所属の74式戦車が注目を集めた。
観閲官の荒井師団長は式冒頭で、緊迫する国際情勢や国内で発生する各種災害への備えなどを挙げ「われわれは、改めてわが国と2府4県の防衛警備、災害対処に全力を尽くすことを誓う」と式辞を述べた。
駐屯地内では、毎年好評の隊員手作りの模擬店コーナーなどがコロナ禍のため省略されたが、音楽隊、太鼓隊による演奏のほか、車両試乗や装備品展示、レンジャー体験といった多彩なプログラムが用意され終日にぎわった。
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