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「隼列車」次は乗って 京都鉄道博物館で特別展示

2022年7月2日

 若桜鉄道(鳥取県若桜町)で運行されているスズキ製大型バイク「隼(はやぶさ)」のラッピング列車が1日、京都市下京区の京都鉄道博物館に搬入された。同博物館で18日まで特別展示が行われ、同社社長で上川元張若桜町長は「列車展示をきっかけに観光の弾みにしたい。今度は実際に乗りに来て」とPRに努めた。

多くの鉄道ファンらが見守る中、無事に搬入された隼のラッピング列車=1日午前、京都市下京区の京都鉄道博物館

 同鉄道は同県東部の郡家駅―若桜駅間19・2キロを走る第三セクター方式の鉄道会社。路線には隼という名前の駅があり、町おこしの一環で2009年からスズキと協賛でイベントを開いている。ラッピング列車は16年から運行している。

 同博物館は鉄道ファンや親子連れなどから人気の施設。バイクと鉄道のユニークな取り組みに注目して今回企画し、1階の現役車両を展示する引き込み線にはバイクの隼も3台並んだ。

 同社会長の吉田英人八頭町長は「館内に入ってきた瞬間、スズキさんと協力してきた日々が思い出された」と感激した様子。同博物館の前田昌裕館長は「バイクと鉄道との連携は若桜鉄道さんならでは。交通全般を扱う当館にとってもぴったり」と話した。

 家族4人で来ていた兵庫県の会社員、池雄大さん(30)は「バイクの隼は知っていた。バイク同様、列車もスタイリッシュで機会があれば乗りに行きたい」と興味深げだった。

 特別展示では車両内部の公開、同鉄道や若桜町、八頭町のPRイベントも行われる。16日からは扇形車庫の前に移動し、SLを背景に展示される。


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