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「シナプス療法」施術者に 元阪神タイガース 荒木さん

2022年7月4日

 昨年引退した元プロ野球選手の荒木郁也さんが最新神経治療法「シナプス療法」の施術者として、セカンドキャリアへの第一歩を踏み出した。同療法の効果を測定できる機器「AiLive(アイリブ)」のお披露目会が大阪市内であり、阪神タイガース時代の先輩である鳥谷敬さんを施術し、「痛みなど一切なく体が動くようになった」とお墨付きをもらった。

鳥谷さん(右)を施術する荒木さん
左から小城博士、荒木さん、鳥谷さん、川又社長

 シナプス療法とは、神経医科学研究所理事長の小城絢一朗博士(慶応大)が考案し、電気やメスを使わず手技で神経に直接アプローチする新しい治療法。現在技術習得者は荒木さんを含め30人おり、約600人が習得に向け勉強しているという。

 荒木さんは現役時代に同療法と出合い、「体が万全になりプレーも良くなった」。今度は「自分の手で施術して、選手らには少しでも現役を続けてほしい」という思いで施術を習得した。今夏から、アイリブを開発したAIベンチャー「AIMS」(川又尋美社長)が東京に開設する施設でシナプス療法技術者として第2のキャリアをスタートさせる。

 アイリブは、人工知能(AI)を活用し神経年齢を可視化するIoT機器。目に光を当てて瞳孔の拡縮から元の状態に戻るまでの時間を計測し、その数値から自律神経の状態を把握する。小城博士は「うそがつけないデータで、治療の効果を実感できる」と説明する。

 荒木さんは「選手に限らず多くの人のメンタルとフィジカルのパフォーマンス向上に寄与できるように頑張りたい」と言い、鳥谷さんは「施術は100点、いや98点。あと2点はこれからの活躍に期待する」とエールを送った。


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