あきない見聞録

ダゼロ

■代表者 山本浩司
■本 社 大阪市北区曽根崎3の15の5TKビル2階
■電 話 090(1023)6253
■資本金 510万円
2022年5月12日

大阪を水上観光都市に ハチミツ販売イベント運営 コラボ展開し、魅力発信

ベネチアでも活躍していたマホガニー材を用いたクラシックな水上タクシー
山本浩司社長

 「大阪を水上観光都市に」との信念を持ち、水運観光事業とイベントプロデュースを主業務としている。新型コロナウイルス禍で観光業が苦境に陥る中、さまざまなコラボでサービスの魅力向上を図るとともに、天然ハチミツの販売にも進出。今夏の「全国高校生地方鉄道交流会in岬町」の運営に協力するなどネットワークの構築も進める。

 山本浩司社長は1993年から7年間、イタリアのベネチアでコックやバリスタとして働き、水上交通のライフスタイルを経験。帰国後、「大阪の街を見て、ベネチアのような水上観光都市ができる」と感じ、総菜会社に勤めながら起業の準備を進め、2018年に「ダゼロ」を設立した。

 「ダゼロ」はイタリア語で「DA ZERO」。「何もないところから、ゼロから」という意味で、ベネチアの水上タクシーの雰囲気を大阪市内の河川で実現することを目指している。

 用意した船はベネチアでも活躍していたもので、マホガニーを使用したクラシックなモーターボート。12人乗り(別に船員1人)だが、新型コロナウイルス禍で最大6〜8人でのゆったりとした利用を推奨し、窓の開放も可能だ。

 基本のクルーズは、八軒家浜桟橋から出航する90分のコース。大阪城や北浜テラス、ローズポートを通過し、東横堀川、道頓堀川と進み、湊町桟橋に着く。料金は2人でも8人でも同じで、日没までクルーズが3万3千円(税込み)、日没から夜のクルーズが4万4千円(同)。

 21年には大阪市内からユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の直行便を、22年には大阪市内から旧堺港までのコースを就航。大阪市北区のリーガロイヤルホテルやコンラッド大阪とのコラボ企画も実施し、「LEAM Japan(リームジャパン)」の協力を得て、海外のコンペで入賞経験を持つ写真家による記念撮影もメニューに加えた。山本社長は「水上からの景色で大阪の良さを再発見してもらえれば」と話している。

 新商品として販売を開始したのはフランス・アルザス地方を中心とする天然ハチミツ。ドイツ産の4種類を含めて12種類を用意し、各地のマルシェなどで展開している。

 全国高校生地方鉄道交流会は、中高生が鉄道を軸とした地域活性化策を提案するイベント。同社が運営に携わる今夏の企画は、南海電鉄多奈川線が舞台で、テーマは「関空利用者を多奈川線に誘客する方法」。沿線で整備計画が進むみさき公園の新たな活用法なども盛り込むよう求めている。開催期間は8月5日から3日間で、申し込み締め切りは6月30日。詳細は同会ホームページで。



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