2018 トップの決意

 2018年が幕を開けた。大阪、日本、そして世界を変えようと、企業・団体の代表者らが動きだしている。「トップの決意」を随時紹介する。

外部専門家とのネットワーク構築へ

弁護士法人京阪藤和法律事務所代表社員(大阪市中央区)
松藤 隆則さん
2018年2月18日

 京阪藤和法律事務所は私の同期と後輩の8人で構成していたが、初めて司法修習生を面接して今年1月に迎え入れた。9人目の弁護士を迎えるに当たって「人と情報が集まり、成長する法律事務所を作りたい」と考えた。私たち弁護士をはじめ、外部専門家の税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、コンサルタントなどとネットワークを構築し、クライアントをサポートする。

 中小企業はいま、事業承継の問題に直面して廃業が増えている。赤字部門をきちんと整理し、利益が出る体質になれば、経営者の息子や優秀な従業員へ内部承継できたり、企業の合併・買収(M&A)の外部承継につながる。大阪は中小企業が集積しており、弁護士として今後力を入れたいテーマだ。

 私は昨年9月に大阪都島区倫理法人会の9代目会長に就任した。経営者モーニングセミナーを開催している。日本の技術力をけん引してきた大阪をもっと元気にしたいと思う。そのことが中小企業を助けることになる。倫理法人会の昨年のテーマは「“新”に挑む」だった。その「新」の字を、正月に書き初めした。法律事務所の組織化を進める意味でも「新」を今年の私の決意の漢字にしている。

 私が弁護士を目指したのは、司法書士の父親の姿を見て育ったことが大きい。人のために仕事をしたいと思った。父は剣道6段、伯父は7段であり、実家には道場があった。その影響を受けて私も小学生の頃から剣道を始め、大学生の頃、3段になった。実は弁護士と剣道には共通点がある。一対一で勝負する点だ。剣道で培った「目力」は弁護士としての説得力につながっている。

 ちなみに、私の顔は前大阪市長で弁護士の橋下徹さんに似ているとよく言われる。橋下さんは大阪で実行力に定評があり、橋下さんと似ていることで交渉が円滑に進むこともある。

(おわり)