澪標 ―みおつくし―

いつでもご自宅から電子書籍サービスを

岡本 泰子
大阪市立中央図書館 利用サービス担当係長
2021年5月17日

 電子書籍を利用されたことはありますか。スマートフォン・タブレットユーザーの2人に1人が、電子書籍を利用しているという調査もあり、皆さんの身近な存在になってきているのではないでしょうか。

 大阪市立図書館では2012年から、学術書・専門書を中心とした電子書籍サービスを提供しています。ビジネス知識の習得・資格取得・語学学習に役立つ本や、さまざまな分野の専門事典・図鑑、大阪に関する本、古典全集、日本史の基本的な歴史文献を集めた『国史大系』、外国語図書など、約6500タイトルを提供しています。図書館のホームページ(HP)では、テーマごとのリストを公開しています。

 読みやすいように自分で画面を拡大できるのがよいと、ご年配の方からお聞きすることも多く、幅広い年代の方にご利用いただいています。提供タイトルすべての本文を対象とする検索により、調べたい言葉を含んでいる本を発見できるのも、電子書籍ならではの便利な機能です。

 コロナ禍による図書館の臨時休館やおうち時間の増加などにより、20年度は前年度比倍以上の約8万5千件のアクセスがありました。20年度のアクセス1位は、『10歳からのプログラミング ―ホームページやゲームをつくってみよう―』、2位は『えいごで答える小学生のQ&A日記ドリル』と、昨年夏期間限定の大阪市立の小・中・高校向け電子書籍ページを作成したこともあり、子ども向けの電子書籍が多く利用されました。3、4位は電験試験関連、5位から9位までを英語学習関連がしめており、資格取得・語学学習も人気の分野です。2位の本のように、発行元サイトで音声を無料でダウンロードできる本もあり、語学学習に効果的です。

 図書館のツイッターでは、電子書籍のランキングや新着案内などもつぶやいています。5月17日は、1865年に最初の万国電信条約が署名されたことにちなんだ「世界電気通信および情報社会の日」です。ツイッターでは、電子書籍『明治事物起原』から、昔の東京・ロンドン間の通信事情をご紹介しますので、フォローいただければ幸いです。

 電子書籍サービスは、大阪市立図書館の図書館カードとパスワードがあれば、無料で、いつでも、ご自宅のパソコン・タブレットなどからご利用いただけます。大阪市内にお住まいの方で、初めて図書館カードの発行を希望する方には、郵送での受け付けをしています。開館状況や電子書籍について、詳しくは、図書館HPをご覧いただくか、大阪市立中央図書館(06・6539・3300)にお尋ねください。大阪市立の小・中・高校向け電子書籍ページも再開予定です。ご自宅から、いつでも、お好きな時間に、電子書籍をご利用ください。

 (大阪市西区、おかもと・やすこ)



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