高橋敦美　（Ｐｏｉｎｔ　ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ）

（C)ＳＨＩＭＯＫＯＳＨＩ　ＨＡＲＵＫＩ／ＰＲＥＳＳＳＥＶＥＮ

　頬をかすめる冷たい冬の風の中でも、日だまりのような穏やかな温かさが伝わってくる。

　小学生の頃からファッション誌が好きで、高校生の時に雑誌で見つけたオーディションに応募して合格。「撮影したら楽しくて、もっとやってみたい」。卒業後の進路に迷っていたこともあって、この道を行くと「決めた」。

　昨年はコロナ禍の影響で「伸び悩んだ悔しい一年」だった。自分の心と向き合い「周りの人たちの助けと支えがあった」ことにも気づかされた。「頑張って活躍することで感謝を伝えて恩返しがしたい」。

　今年で１０年目を迎える。「充実していたが、あっという間だった」。１０年の時間を糧に「もう一度初心に戻って自分を磨きたい。人間味あふれる女性になりたい」と誓う。

　今年、京都伏見稲荷大社で引いたのおみくじは「吉凶相半（きちきょうあいなかばず）」。大吉よりも引く確立は低いという。「ファッション誌のレギュラーモデルを目指したい。もう一度、全国区のＣＭにも出たい」。（ヘアメーク　大森未来）