きらめきびと

激動の大阪市で7年8カ月

公募区長を退任
西原 昇さん
2020年4月3日

 3月31日に任期満了を迎え、大阪市の住之江区長を退任した。前任地の此花区長時代を含めると、7年8カ月にわたって公募の区長として勤務したことになる。

 この間に仕えた橋下徹、吉村洋文、松井一郎の3市長はいわば改革派。「大阪が変わるタイミングに関われたことは、大阪生まれ、大阪育ちの私にとってうれしかった」と振り返った。

 2012年8月1日の此花区長就任に至るまで、映像や娯楽の世界に身を置いていた。日活に入社し、伊丹十三、岡本喜八、鈴木清順、森田芳光監督の映画作品に参加。その後、映像技術隊員の立場で青年海外協力隊としてジンバブエで2年間活動した。帰国し、開業を控えたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で働くなど、来し方のベースには「エンターテインメント」があった。

 それだけに、今後は、25年大阪・関西万博をはじめ、大阪府市が誘致を進める統合型リゾート施設(IR)に携わりたいと考えている。

 一方で、大阪都構想の住民投票も関心事だ。「行政にいた者として投票率を上げたい」と語る。退任のあいさつ文にはこうもつづった。「行政を離れた後は、この激動の大阪市の中心にいた者として、自由な立場で発言をしていければ」。54歳。



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