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鈴木飛安さん(左)と英輝さん |
兄弟そろって全日本テコンドー協会のプムセ(型)ジュニア階級の強化指定選手に選ばれた。物静かで言葉を選ぶように語る飛安さん(15歳、高1)と、熱く雄弁な英輝さん(14歳、中3)。まとう雰囲気は正反対に見える1歳違いの兄弟だが、共に「世界での活躍」を視野に入れる。
飛安さん4歳、英輝さん3歳の時に父秀敏さん(57)の道場でテコンドーを始めた。けんかもしたが、基本的には仲の良い兄弟。ただ、テコンドーにおいては「兄弟ではなく、一人の選手として見ている」と英輝さん。
次第に全国大会で頭角を現し、「JOCジュニアオリンピックカップ 第14回全日本ジュニアテコンドー選手権大会」(9月18、19日・さいたま市)で飛安さんがプムセ高校有段の部2位、英輝さんは同中学の部で3位、キョルギ(組手)の中学61キロ級で2位に入った。
「決める動作や柔らかな蹴る動作を見てほしい」と飛安さん。緩急つけた技はテコンドーの魅力の一つ。プムセは五輪種目にないが、「韓国の選手の型や他の道場で練習して自分に足りないものを把握して、戦績を積んでいきたい」と道を究める覚悟だ。
対する英輝さんはキョルギでも高みを目指す。「(五輪に向け)アジア大会でメダルを積み重ねてアピールしていきたい。リスクを恐れずに戦い、失敗を積み重ねてパーフェクトな選手になりたい」ときっぱり。
堺市在住。
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