大人の社会見学

 大人にしか味わえない、大人だからこそ学びたい施設を行く−。それを「大人の社会見学」と呼ぶ。食品工場や伝統産業資料室、工業遺産など関西有数のスポットを写真に収めながら、地域との密着や歴史、魅力を取り上げていく。

番外編(2) 地域に密着した歴史と魅力

2020年6月25日

写真で振り返る“学びのスポット”

 大人にしか味わえない、大人だからこそ学びたい施設を行く−。それが“大人の社会見学”。これまで、関西有数のスポットを写真に収めながら、地域との密着や歴史、魅力を取り上げてきた。連載開始から1年の節目を迎え、5月に引き続いてここまでの回を振り返る。


カタシモワインフード(柏原市)

 シャルドネやメルローといった多品種がひしめくブドウ畑。ほとんどが直立するのもやっとの急斜面にあり、同社の名物社長、高井利洋さんが自ら案内してくれる


湯浅町重要伝統的建造物群保存地区(和歌山県)

 醸造の老舗「角長」が運営する醤油資料館にある、72リットル相当の四斗樽。大八車は「五丁積み」で、当時は人力で500キログラムを引っ張った


月桂冠大倉記念館(京都市伏見区)

 かつては丹波や越前など各地から六流派の杜氏(とうじ)が集まり、甑(こしき)の結び目一つにも特徴が出ているのだという。6千点超の酒造用具を所蔵しており、代表的なものが展示室に並ぶ


そうめんの里(兵庫県たつの市)

 スタッフの手ほどきも受けられる箸さばきの実演コーナー。機械化が進んだ今も、そうめんの製造には随所に人の手が不可欠で、熟成の進み具合や天候を見ながらの作業は職人ならではの技だ


まほうびん記念館(大阪市北区)

 真空の原理を応用し、温度を一定に保つことができる「まほうびん」の研究と開発の歴史を紹介。大正から昭和初期にかけ、大阪は製びんの土台となる日本のガラス工業をけん引していた


黒壁スクエア(滋賀県長浜市)

 伝統的建造物をキャンバスにガラス館やギャラリー、工房が入居し、にぎわう中心部。各地から観光客を引き寄せ、まちづくりから30年で来街者は累計で約5千万人に上る


グリコピア神戸(神戸市西区)

 正面玄関を入ると、今から90年ほど前に登場した“映画付き”自動販売機のレプリカが。10銭硬貨を投入すると市川右太衛門主演の活動写真(チャンバラ映画)「旗本退屈男」が流れる仕組みだ



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