トレンド特急便

店長はAIロボット 会話しながらコーヒー提供

2019年11月13日

「エビスタ西宮」のカフェ 関西初お目見え

注文を受けると1杯ずつ丁寧にコーヒーを抽出する
スムーズな動きでコーヒーを提供するロボット

 人工知能(AI)と産業ロボットを組み合わせた「カフェロボット」が8日、兵庫県西宮市の阪神西宮駅高架下の商業施設「エビスタ西宮」のカフェに関西で初めて登場した。“ロボット店長”は買い物客との会話を楽しみながら、華麗なアームさばきで本格的なコーヒーを提供して、訪れた人の心を潤す。

 同施設が2018年に増床したことに伴い誕生したフードホール「STREET KITCHEN(ストリートキッチン)」の来店のきっかけにつなげようと、期間限定で導入した。

 カフェロボットは、ロボットを活用したサービスの提供に取り組む「QBIT Robotics(キュービットロボティクス)」(東京都)が開発した。

 「近くで見るとすてきな髪形ですね。どこの美容院に行ってるか教えてほしいです」。ロボットがカメラで女性客を認識して、コーヒーができあがるまで会話する。アームを上下するダンスも披露する。

 ロボットの上に設置した4台のカメラは、同時に最大20人程度認識する。ロボットは客の性別や年齢、天候、気温などを基に、千種類ほどのシナリオから会話を選択する。

 アームの横のモニターは10通り以上の表情を映し出す。「笑顔」でメニューを提供し、「目を細め」てコーヒーを抽出するドリッパーを洗うなど、動きに合わせて表情を変える。

 メニューはコーヒーやカフェラテ、ココアなど10種類。エビスタ西宮営業担当の浜地健人さん(27)は「ストリートキッチンを利用する人はトレンドに敏感な人が多い。来店のきっかけにつながれば」と期待を寄せた。

 設置は来年2月上旬ごろまで。



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