トレンド特急便

栄養調整食品「ぐーぴたっ」ビスケットシリーズ 

2020年2月8日

中高年男性が注目 糖類ゼロ、タンパク質増量

人気商品を手に「老若男女においしく食べてもらいたい」と開発に意欲を示す椋本さん

 大阪発の栄養調整食品ブランド「ぐーぴたっ」のビスケットシリーズが、糖類をゼロにしてタンパク質を増やすリニューアルをへて、もともとのターゲットだった「ダイエット志向のある女性」だけでなく、中高年男性からの注目を集めている。購入者の男女比で、60代男性比率が2年間で1・5倍に上昇。販売元の「ナリス化粧品」(大阪市福島区)は、健康への関心の高まりがあるとみており、老若男女から評価される商品開発を図っていく方針だ。

 ぐーぴたっは、水を含むと膨らむ食物繊維を配合。空腹感の抑制とスイーツとしての味の両立にこだわり、ダイエット時に栄養補給できる商品として、女子中高生を主なターゲットとして1997年に販売を開始した。

 2018年には、「栄養調整食品として初」と銘打ち、糖類をゼロにしたビスケット「豆乳おからビスケット」と、糖類を減らしたクッキー「しっとりクッキー」の2種類について、それぞれ四つの風味の計8品をリニューアル発売。ドラッグストアの「ビスケット・クッキー」部門では、18年10〜12月は購入リピート率が国内1位となった。

 ビスケットについては19年、さらにタンパク質を増量。近年のダイエットの傾向は、単に細いだけでなく、筋肉があるしなやかな体形への需要が高まっていると分析し、筋肉を着けるのに必要なタンパク質に着目した。

 女性だけでなく、男性の購入者も増えたのが特徴。リニューアル前の17年7月から半年と、19年同期の男女購入比率を比較すると、60代で1・5倍になったほか、30代と70代で1・2倍に伸びた。

 特に高齢層については、糖尿病を意識するとともに、けがの予防で筋肉を維持するといった健康意識が増加につながったとみている。近年は、「食べてはいけない」と思うストレスから解放される食品「ギルティ・フリーフード」が注目されているという。

 風味の種類も増やし、今月7日にはいちご味を発売。ぐーぴたっ担当の椋本美華さんは「老若男女においしく召し上がっていただけるのを目指して開発している」とさらなる需要拡大を目指す。



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