トレンド特急便

自分だけのスマホケース

2020年2月19日

“オンリーワン”届ける 寝屋川のミナコーポレーション

スマホケースの企画から製作までハンドメードで行うミナコーポレーション
1点ずつ表情が違うスマホケース

 ハンドメードのスマートフォンのケースを製造、販売するミナコーポレーション(寝屋川市秦町、森下美菜社長)は、手帳型スマホケースを国内で初めて販売するなど、ヒット商品を連発している。ユーザーのニーズを手作業で製品に反映し、他人とかぶらない「自分だけ」のスマホケースを展開している。

 森下社長が2012年、スマホケースやストラップを仕入れ、販売する事業をスタート。法人化した17年、大阪府がベンチャー企業を支援し、成功した起業家が後輩の起業家を支援する環境を大阪に定着させる「成長志向創業者支援事業(Booming!)」の企業に選ばれた。

 年に数回、ヨーロッパやアジアを視察し、最新のトレンドを吸収する。海外で人気の商品を、日本人向けにデザインしている。どこよりも早く作り始めた手帳型ケースも、視察が開発のヒントになった。

 デザインは3万種類以上をそろえる。約600機種の型をストックしており、機種に合わせて1点ずつ、プレス機でカバーにカメラ用の穴を抜く。デザインのプリントは、特殊な機器を用いて行っている。

 カバーに取り付けるリボンなどのデコレーションは、カメラレンズをふさがないよう、1点ずつ手作業でしっかりと取り付ける。スマホを固定するカバー内側のケースの色を選択できる商品もあり、ユーザーの「こんなスマホケースが欲しかった」を実現する。

 製品の企画、製作、同社のブランド「ミナショップ」の運営は、約30人の女性社員で行っている。森下社長は「新しい物、とがった物、目新しい物を心がけている」と力を込める。「スマホケースといえば、ミナコーポレーションといわれる会社にしたい」。ユーザーへ“オンリーワン”を届ける商品づくりに、情熱を注ぎ続ける。



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