トレンド特急便

4月から受動喫煙防止義務化 喫煙者限定サービスやります

2020年3月25日

協力者に増量 たこ焼き店など運営の「くれおーる」

喫煙者の店内禁煙協力でたこ焼き1個を増量する「くれおーる」
活きタコをたばこに見立てて「たばこをパス(禁煙)」と「オクトパス(たこ)」を掛けたサービス「たばこパス」を実施している「ももじろう」

 受動喫煙防止を義務化した改正健康増進法が4月1日から全面施行される。原則屋内禁煙となる飲食店では、一足早い店内禁煙の練習として、喫煙者向けの独自のサービスを展開している。

 改正法は、望まない受動喫煙を防止することを目的とし、飲食店は「新規店」「客席面積100平方メートル以上」「資本金5千万円以上」のいずれかに該当する場合は、店内禁煙か喫煙室を設置しなければならない。また、喫煙可能店では20歳未満は入店できず、従業員として雇用することもできない。

 大阪府内と東京でたこ焼き店や居酒屋を運営する「くれおーる」(大阪市中央区)は、規制対象にならない客席面積100平方メートル以下の大阪市内にある道頓堀店(同区)、新京橋店(都島区)、たこ焼き酒場くれおーる京橋南店(城東区)の3店でも禁煙に移行。4月12日まで、店内禁煙に協力した喫煙者に“おわび”として、たこ焼き1個増量サービスを実施している。

 3月中は店内に灰皿を置き、喫煙者はたばこを提示の上、灰皿を撤去。たこ焼きを注文すると、交換で1個増量サービスとなる。4月以降は、たばこを提示する。サービスは店内飲食に限り、喫煙者1人につき2回まで。

 同社の加西幸裕社長は「手探り状態だが、いやなニュースが多い中でほっこりするサービスとして実施した。(来店者に)4月1日からルールが変わるということを分かってもらえれば」と話している。

 また、「街cafeファームGROUP」(京都市)は、京都と滋賀で展開する居酒屋「ももじろう」6店舗で、店内禁煙に協力した喫煙者に活きタコの足1本を提供するサービス「たばこパス」を4月30日まで行っている。



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