トレンド特急便

京都鉄道博物館が再開

2020年7月1日

入館制限、感染症対策万全に 転車台回転の様子公開も

SLスチーム号の運行見合わせに伴い実施されている転車台が回転する様子を公開(京都鉄道博物館提供)
営業再開した京都鉄道博物館

 国内に現存する貴重な鉄道車両を保存・展示する京都鉄道博物館(京都市下京区)は、新型コロナウイルスの影響で2月末から休館していたが、6月15日から営業を再開した。密集を避けるために、一部の人気アトラクションを休止するなどの感染症対策を実施し、この時期だからこそ行える取り組みを企画して、来館者を迎えている。

 同館は再開後、原則として前売り入館券を購入した人のみに、入館を限定している。来館者が比較的多い午前10時から正午の時間帯は、入館の時間帯を30分おきに指定して販売。前売り券は、セブンイレブンや全国の旅行会社などで購入できる。

 入館時には、手のアルコール消毒と、非接触型の体温計による検温を徹底する。有人のカウンターには、飛沫(ひまつ)感染防止の透明なシートを設置した。

 運転シミュレーターや軌道自転車体験などの体験型展示や、施設内を走る蒸気機関車「SLスチーム号」の運行は当面見送る。

 SLスチーム号の運休に伴い、来館した人に蒸気機関車を楽しんでもらおうと、蒸気機関車の方向転換に用いる「転車台」に車両を乗せて、転車台が回転する様子を、期間限定で1日2回公開している。

 5月下旬までの予定で開催していた企画展「ハローキティ新幹線展」は、9月6日まで会期を延長した。

 同館の三浦英之館長は「制約が多い中だが、展示などは可能な限り工夫しているので、楽しんでいただきたい」と呼び掛けている。



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