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業界初 光触媒加工サービス クリーニング店 フランス屋本部(岸和田)

2021年1月23日

細菌を分解、減少「次世代型ウイルス対策」

「生活の中に少しでも豊かさや安心を届けたい」と話す長谷川社長

 大阪府内を中心に230店舗以上のクリーニング店を展開するフランス屋本部(岸和田市)は、細菌を分解、減少させる光触媒加工サービスを始めた。業界内で同加工を導入するのは初めて。NPO法人バイオメディカルサイエンス研究会調べによると、新型コロナウイルスへの効果も確認され、「次世代型ウイルス対策」とアピールしている。

 光触媒は、酸化チタンに光が当たることで酸化作用が生じ、病原体や臭気を無害な水や二酸化炭素などに「不活化」するもので、建築材料などに使われている。

 新サービスでは、「2〜3ナノメートルの世界最小の超微粒子酸化チタン」が分散している水溶液を使用。一般社団法人未来環境促進協会の調べでは「菌を約99%分解、減少」。蛍光灯などの光でも光触媒作用を発揮し、直接体に触れても安全という。

 また同社では持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの一環として、不要品の引き取りサービスも始めた。新型コロナ禍で「断捨離」が注目されており、不要になった衣類がリサイクルできると呼び掛ける。

 クリーニング業界は、在宅勤務で外出着の着用が減るなど新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減。同社でも昨年夏頃まで前年同期比で「4割減」、冬の感染再拡大で厳しい状況が続く。

 長谷川幸則社長は「困りごとを解決するのがサービス業。生活スタイルが変化する中、お客さんが何を必要としているのか、拾いながら少しでも豊かさや安心を届けていきたい」と話した。



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