トレンド特急便

旅行気分 楽しんで 47都道府県ご当地ソフト創作

シルクレーム
2021年3月20日

半月ごとに1種類登場 第1弾は北海道

トウモロコシをのせた第1弾のご当地ソフトクリーム「北海道とうきび」

 ソフトクリーム総合メーカー「日世」(茨木市)は、47都道府県の名産品や地元食材を使ったご当地ソフトクリームを作り、半月ごとに1種類ずつ限定販売していく企画を大阪・キタの直営店舗「シルクレーム」で繰り広げている。トウモロコシからカニまで、多彩な品に着目し、おいしい掛け合わせ方を追求。約2年かけて全国を1周する。関係者は「新型コロナウイルス禍でも旅行気分を楽しんでほしい」と思いを込めている。

 新型コロナ感染拡大で政府の緊急事態宣言が昨年春に発出されて以降、民間調査で国内旅行への関心が高まっていたのを踏まえて企画。直営店が、通勤や通学で利用者が多い大阪・キタにあるのを生かし、「全国旅するソフト ウィズシルクレーム」と題して3月から始めた。

 第1弾は、人気の観光地・北海道を選定。さまざまな特産物がある中で、あえてソフトクリームとの組み合わせがあまり普及していないトウモロコシに着目し、意外性を打ち出した。

 北海道産トウモロコシは生でトッピング。甘みと塩みの配合にこだわり、ソフトクリームは、バター系のこくのあるバニラ味にして相性をよくした。

 店内で個性的な見栄えをスマートフォンで撮っていた民田華子さん(18)=兵庫県西宮市=は「コーン本来の甘みと、クリーミーさを楽しめた。気軽に旅行に行けない中で、ご当地ソフトを味わえるいい機会」と取り組みを歓迎していた。

 3月後半は長崎県。固形のカステラをミキサーで混ぜ合わせてソフトクリームにし、口溶けのよい粒の大きさにしたざらめをトッピングした。焼き菓子のような味わいになったといい、420円で販売中だ。

 今後、旬の食材などにもこだわり、定番のイチゴから、味を想像しにくいカニまで「これってソフトになるのかなと思ってもらえるような食材も盛り込む」(同社)方針だ。

 開発担当者は「日常の中で旅行気分になり、少しでも楽しい気持ちになってほしい。気軽に国内旅行ができるようになった際は、ソフトクリームを思い出しながらご当地グルメを楽しんでもらえれば」と呼び掛けている。



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