トレンド特急便

“酷暑”工夫で快適に 巣ごもり需要で商品めじろ押し

2021年5月26日

ハンディファンやアイスタオル

ズボンのベルトに掛けて使うミニ扇風機「アイファン・ボディブロー」。上部の送風口から衣服内に空気を送り込みクールダウンする(東急ハンズ提供)
冷却効果に加え、虫よけ、UVカットの機能も兼ね備えた「マルチアイスタオル」(東急ハンズ提供)

 梅雨入り、そして“酷暑”が予想される今夏を前に、市場では夏を乗り切るための商品が早くも登場している。新型コロナウイルスの余波から、夏も外出を控える人が多いとみられ、量販店ではテレワークを含む“巣ごもり需要”も見据えて商品を充実。ハンディファンや冷却用の特殊素材など、夏を迎える前に準備しておきたいグッズがめじろ押しだ。

■多彩なファン

 連日の猛暑を快適に過ごすための定番アイテムになったハンディファン。携帯するだけでなく、首にかけたり、マスクにつけたり、ユニークなタイプも登場している。

 生活雑貨大手の東急ハンズでは、各店やインターネットストアでさまざまな商品を展開。ベルトクリップ付きの「アイファン・ボディブロー」は、ズボンのベルトに挟んで使うミニ扇風機で、上部の送風口から衣服の中に直接風を送り込める。首まわり全体に送風口があるのが「大風量ネックファン」。ヘッドホンのような外見が特徴だ。

 マスクに取り付ける軽量の「マスクエアーファン」は、装着しているマスク内の空気を循環させることで、不快な蒸れを解消し、暑さ対策に効果を見込む。

■特殊素材も活用

 一方、新型コロナ禍を背景に、エアコンに頼りすぎず、室内で快適に過ごすための商品も。

 米航空宇宙局(NASA)が開発した“溶けない氷”と呼ばれる新素材を使ったのは「マジックアイス28」。首に装着すると、吸熱と発熱を繰り返しながら適温とされる「28度」を約90分〜120分間保つ。中身が液体になっても、28度以下では約40分で再び固体に戻り、繰り返し使える。

 「BUGOFFマルチアイスタオル」は、水にぬらして振ることで冷却を持続するだけでなく、キシリトール加工による冷却効果も。さらに虫が嫌う成分を糸に練り込み、「UVカット」の機能も兼ね備えた新商品だ。マスク代わりにも使える。

 東急ハンズ広報室は「昨年よりも体に近付けて冷やす商品が増えている」と話す。緊急事態宣言に伴う休業店舗もあるが、ネット販売の売れ行きは「今のところ好調」という。

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 気象庁が25日に発表した3カ月予報などによると、6〜8月の気温は近畿地方では平年並みか高くなり、暑い夏になると予想されている。冷却素材などを取り入れ、快適に過ごす工夫をする必要がありそうだ。



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