連載・特集

亀井澄夫の妖精・妖怪世界の旅


金角・銀角(中国)

 ご存じ『西遊記』の中で有名な悪役妖怪と言えば、金角と銀角だろう。実際は天界の神、太上老君(たいじょうろうくん)に仕える金炉(きんろ)の童子と銀炉(ぎんろ)の童子。つまり子どもなの...
2021年9月20日

トッカビ(朝鮮半島)

 トッカビは朝鮮半島で最も知られた妖怪と言われ、ユーモラスな話が多い。その中から、ひとつ紹介しよう。ある金貸しの男の所にトッカビが現れ「金を貸してくれ」と言う。金貸しは相手がトッカ...
2021年8月23日

エロス(ギリシャ)

 エロスはギリシャ神話の愛と性欲の神である。愛と性欲がなければ人類は繁栄(繁殖)しなかったのであるから、大地の神ガイアと同じく原初の神として、混沌(こんとん)としたカオスの中から生...
2021年8月9日

ピクシー(イギリス)

 ピクシーは小さくて、羽が生えているものと生えていないものがある。ディズニー映画のティンカーベルのように、かわいいのや小人、じいさん姿まで、いろんなピクシーがいる。
2021年9月6日

インドラ(インド)

 妖怪の定義の一つとして、妖怪は神が零落した(落ちぶれた)もの、という言い方をする。例えば、ある地方で人気のあった水の神が、他の宗教が入り込み、水神の座を別の神に奪われたとすると、...
2021年7月26日

エケネイス(ヨーロッパ全域)

 珍しい獣や魚を怪物のように扱うことは、歴史上よくある話。大蛇や象、サイなど、今のわれわれなら子どもの頃からテレビや図鑑で知っているが、まったく無知の状態で遭遇したなら、恐怖の対象...
2021年7月13日

ケツァルコアトル(メキシコ)

 アステカ文明の最高神ケツァルコアトルは、人類に火をもたらした神であるがゆえに、太陽神としても崇(あが)められていた。「羽毛のある蛇」の姿で、人々に文字を授ける平和と農耕の創造神な...
2021年6月28日

無常鬼(中国)

 日本人が考える死に神とは、あの世からやってくる使者のような存在で、「お迎えに参りました」と言って道先案内をしてくれるが、中国の死に神は六朝(りくちょう)時代(222〜589)、あ...
2021年6月15日

ヴォジャノイ(ロシア)

 「ロシアの河童(かっぱ)」と言われる妖怪がいる。ヴォジャノイである。たいていはじいさんの姿で、全身藻に包まれ、顔はむくみ、頭もはげている。見た目は河童と似ても似つかないが、馬を川...
2021年5月31日

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