岡力の「のぞき見雑記帳」

新しい生活必需アイテム 「SNAP2020」

2020年11月10日

モノづくりの街・八尾市で誕生!!

軽くて丈夫なアルミ製

 全世界で感染拡大を続け、いまだ終息の気配がない新型コロナウイルス。この人々を脅かす未知の病と闘う在阪企業がある。

 1997年創業、大阪府八尾市に本社を置く株式会社ケイファクトリーは、オートバイのマフラーやビレットパーツを製造販売するメーカーである。春先から連日テレビで流れる報道に「何かしなければ…」という思いから誕生したのが「SNAP2020」だ。 SNAPの名称は、セーフティーコンタクト、ノーダイレクトコネクト、アンド、ピースの頭文字に由来する。つまりドアノブやエレベーター、インターホンのボタン、トイレ、暗証鍵、液晶パネル、スイッチ、ごみ箱のふた、電車のつり革など日常生活で起こりうる共有部分への直接接触を防ぐアイテムである。

 これまでに培ったノウハウとスピードを最大限に生かし製品は早々に完成。最前線で働く医療機関に対し1万1千個を無料配布した。医療崩壊寸前の現場ではすぐさま使用され「感染リスクを減らす事ができた」と感謝状や称賛の声が届いた。その後も安全面とデザイン性で改良を加え試行錯誤を重ねた。多くの方から商品に関する問い合わせがあり、ようやく一般販売を開始する事ができた。

 代表取締役の桑原裕志さんにお話を伺った。「製品は初代から数えて現在17代目です。卓越した技術を持つ職人が世の中の役に立ちたいという思いで作りました」。カラーバリエーションは、メタリック塗装した全7色。アルコール消毒で手荒れやネイルのダメージに悩む女性もアクセサリーとして持ち歩けると好評だ。

 「ウィズコロナの新しい生活様式を手助けするためにさまざまな場所へ配布協力を行いました。今後は、小さなお子さま用の製品も検討していきたいですね」と同社アライアンス企業であるニスコムの杉山泰規さんは語る。自分自身や大切な人をコロナから守る新たな生活必需品。人と人との距離は離れても、製品を介して絆は強まっていく。(コラムニスト)

 ■公式ホームページ https://www.k−factory.com/snap2020/



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