岡力の「のぞき見雑記帳」

ネイルサロン『S・pash』代表・勝原聖子さん

2021年1月18日

コロナ禍に心機一転、新たな挑戦

2児の母でもある勝原さん

 「働き出した頃は、女の子なのにすごい手をしていました」。そう語るのは昨年9月にリニューアルオープンしたネイルサロン『S・pash』の代表を務める勝原聖子さん。幼少期から美術に興味を持ち、短大ではインテリア学科・生活造形を専攻。卒業後はビーチクルーザーやカスタムバイクの販売を手掛ける堀江の自転車店に就職した。

 仕入れ、修理、時には素手でパンク修理を行った。切り傷が絶えず手が黒く汚れることもあったが、音楽フェスや展示会に参加し充実した日々を過ごしていた。

 だが…仕事中に突然アクシデントが襲った。「自転車が重すぎて、首の骨に支障をきたしました。結果、座りながらの仕事を余儀なくされました」。

 入籍時に起きた非常事態。やむを得ず会社を離職し、家族の後押しもありネイリストを目指すことになった。スクールに通い、サロンに勤め2010年には江坂で念願のサロンを開業した。「さかむけ」「二枚爪」を献身的にネイルケア、またリラクセーション効果のあるSPAを用いた施術は評判を呼び多くの女性客に恵まれた。

 しかし…全世界を襲った新型コロナウイルス感染拡大に伴い業界は大きな打撃を受けた。コロナ禍に移転を決意し選んだ先は、多くの店舗が軒を連ねるJR吹田駅前の商店街だった。

 「不安もありましたが無事オープンする事ができました。お客さまと近隣の情報を共有し、ランチや食後のコーヒーも商店街にあるお店を利用しています。以前のような生活には戻れませんが前向きに頑張ります。今年はオンラインや動画配信を通じて自宅でネイルケアができるようにしていきたいですね」

 パラダイムシフトにより、これまでにない心豊かなサービスが生まれる。

 (コラムニスト)

 ■ネイルサロン『S・pash』
 大阪府吹田市元町7の9、電話06(6105)9664、営業時間は午前10時〜(最終受け付け午後5時)。ホームページhttps://spash−nail.com/


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