岡力の「のぞき見雑記帳」

デジタルトイボックス株式会社・代表取締役 アキラボーイさん

2021年8月2日

「笑い」と「デジタル」を融合させた芸で勝負!!

キャラクターと漫才するアキラボーイさん

 「相方はCGです。このジャンルだとライバルがいないと思いはじめました」。そう語るのはデジタル芸のパイオニアとして活躍するお笑いタレントのアキラボーイさん。大阪市天王寺区育ち、「あの頃は、あべのハルカスもなく普通の下町でしたね」と進化する故郷の街を振り返る。

 ゲームクリエーターになりたくて専門技術が習得できる成安造形大学・デザイン科に入学。在学中から頭角を現し、「笑い」と「デジタル」を融合させたアート作品は数々のメディアで紹介され注目を集めた。「これならやっていけるだろう」と確信し、卒業後は大阪を拠点にフリーランスのデザイナーとして活動を開始。企業広告を手掛ける傍ら、自身のオリジナルコンテンツ開発にも力を注いだ。

 しばらくして仕事の幅を広げるために上京を決意。同時に収入源となっていたデザイン仕事を減らしアニメ漫才師として試行錯誤の日々が続いた。そしてたゆまぬ努力の末に完成した芸は、TVプロデューサーの目に留まりゴールデン番組でも特集された。さらに『アジアデジタルアート大賞受賞』、『経済産業大臣賞受賞』といった輝かしい受賞歴も誇る。

 今から6年前に大手芸能プロダクションを経て『デジタルトイボックス株式会社』を設立。「楽しく学べる」をコンセプトに、最新デジタル技術を駆使した映像アトラクションを商業施設や教育庁主催のイベントに提供している。現在、多い時で年間300件にも及ぶ催事に関わっていると言うから驚きだ。

 昨年から続くコロナ禍では、ボタンやスイッチなどの接触部分をセンサーにするなど万全の対策を行い「信頼」を売ることに注力した。「関西人なので…やはり笑いをテーマにした作品づくりにこだわっていきたいですね。人間味のある大阪の街でも仕事をしていきたい」。今日も唯一無二の芸で子どもたちを笑顔にしながら、思い出づくりに貢献している。

(コラムニスト)
 ■公式ホームページ https://www.akiraboy.com/profile/akiraboy.html


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