戦 評 −最終日-
2019年11月12日の紙面より
 第74回米子−鳥取間駅伝最終日は10日、倉吉市営陸上競技場から鳥取県庁までの7区間54・4キロで行われ、一般の部の自衛隊米子が通算6時間5分40秒で3年連続で総合優勝を果たした。

 第1日に総合2位だった自衛隊米子は、8区尾林が首位の東伯郡との26秒差を早々に逆転して首位に浮上。2位に下がった直後の11区本田が再び首位に押し上げ、アンカー渡辺が後続に2分以上の差をつけてゴールした。

 15年ぶり出場の東伯郡は、10区清水が総合区間賞の力走で総合首位を奪い返した。終盤に離されたが、郡市町の部で15年ぶりの優勝を飾った。高校の部は鳥取城北が13区で初日1位の八頭を総合タイムでかわして5連覇を達成。総合では3位になった。八頭は高校2位、総合4位に入った。

 一般の部は布勢ACが2位、チームタスキが3位。郡市町の部は倉吉市が2位、西伯郡が3位に輝いた。

総 合
自衛隊米子は12区西尾(左)と13区西原の総合区間賞リレーで後続との差を広げ、総合優勝を大きく手繰り寄せる

自衛隊米子 中盤逆転


 【評】第1日2位の自衛隊米子は10区から先頭を守って最終日の首位に立ち、総合タイムで逆転した。8区尾林が3位発進で総合トップに躍り出た。10区で総合タイムは2位に後退したが森下尚がレースの先頭に立ち、11区本田が再び総合トップを奪い返すと西尾、西原、渡辺の総合区間賞リレーで逃げ切った。

 2位東伯郡は序盤の出遅れが響いた。10区清水が総合区間賞の力走で挽回し、自衛隊米子を追走したが届かなかった。鳥取城北高は13区林本が4位から3位に押し上げた。

 第1日3位の八頭高は終盤に失速し4位。5位布勢ACは安定したレース運びで昨年から順位を一つ上げた。




高校の部
鳥取城北は13区林本(右)が総合順位を3位に押し上げる力走でアンカー田辺につなげる

鳥取城北5連覇 総合3位


 【評】鳥取城北が終盤で逆転した。総合区間賞の11区辰巳、12区のモンゴル人留学生アナラの力走で、初日首位の八頭とのタイムを2分16秒まで縮め、13区林本が総合タイムで逆転。アンカー田辺が差をさらに広げた。

 2位八頭は8区尾田と9区中村、区間賞の10区谷口が快走し、一時は鳥取城北との差を3分40秒まで広げた。

 3位鳥取育英は、8区谷口が第1日の3区に続く総合区間賞、9区北尾が区間賞を獲得する見事な走りで、最終日のレース序盤をリードした。4位鳥取東は高低差のある難所の13区で、山下が区間2位と気を吐いた。

一般の部
布勢ACは12区三谷(右)が11区小谷からたすきを受け区間2位の力走を見せた

布勢AC 粘って2位


 【評】自衛隊米子は10区以降を全て区間賞の走りで2位以下に大差をつけた。8区尾林、9区永江が区間2位で首位を守ると、10区森下尚を皮切りに、本田、西尾、西原、渡辺が区間トップの快走リレー。2位と17分24秒の大差でゴールした。

 2位の布勢ACは11区小谷、12区三谷の区間2位の力走などで粘り強くたすきをつないだ。チームタスキは出足こそ遅れたが、10区村岡らが中盤から立て直して3位に入った。雲南市は8区小川、9区永井の区間賞リレーで流れをつかみ4位。TAPsは終始、堅実につないで初日の5位を保った。






郡市町
東伯郡は10区清水(左)が総合区間賞の快走で首位に立ち、11区浜田にたすきをつなぐ

東伯郡 総合2位 来年こそ


 【評】東伯郡が計12の区間賞を獲得し、2位と41分26秒の差をつける圧巻の走りでたすきをつないだ。9区小倉から総合トップ清水を含む浜田、山本、堀尾、山形の区間賞リレーで後続を完全に突き放した。8区川上は連走で区間2位と粘り強い走りを見せた。

 2位の倉吉市は8区の石坂が首位との差を31秒縮めた。11区岡部、13区山田は区間2位と粘走した。

 3位西伯郡は9区谷野の区間2位の走りなどで終始3位を守った。4位の八頭郡は13区森岡らが終盤に3位とのタイム差を詰めた。5位には北栄町Aが入った。






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